6月28日、「アントレプレナーシップ論」(担当教員:趙佑鎭教授、履修人数:79名)の授業にゲスト講師として株式会社リアライブ(東京都港区:以下、リアライブ) 採用イベント事業部 営業2部 部長 太田丈史様をお招きし、「アントレプレナーシップとは?」をテーマにご講演いただきました。
太田様は大学在学中に趙佑鎭教授の「アントレプレナーシップ論」、「経営学基礎論」、「マーケティング論」等の科目の受講を通じ、勉強のやり方や人脈の広げ方を身に付けたそうです。そして趙教授の人脈で知り合った経営者と意気投合し、料理専門店のグループ企業に入社。しかし経営者の死去などもあり、ブティックス株式会社(東京都港区:以下、ブティックス)に転職されたとのことですが、転職にあたっては前職での経験を活かしつつ、上場を目指している、ストックオプションが付与される、社員10名以下を条件に転職活動をされたそうです。ブティックスでは介護用品の通販事業や新規ホームページの立ち上げ、展示会事業立ち上げ、M&A事業立ち上げなどに携わり業績を上げ、2022年には展示会、M&Aに続く第3の柱となる新規事業としてリアライブをグループ会社に迎え入れたとのことです。続いてグループのビジネスモデルについてご説明いただきました。展示会事業、M&A仲介事業、人材事業の3本柱でモノ・企業・人をマッチングし時価総額1兆円を目指すというものです。そのための施策としてLCC型展示会、回転寿司モデルのM&Aについてご紹介いただきました。
太田様はアントレプレナーシップを育むために、まず大学の教授陣に積極的に話しかけ教えを乞うこと、内容が分からなくても本・ビジネス誌・新聞をたくさん読むこと、理解したことを自分より詳しい人に話しかけてみることが大切とされ、資本主義の経済ルールで成功するための知識と教養を自ら身に付けて欲しいとされました。そしてイチロー選手の名言を引用され、手段を選ばずかじりついてでも成し遂げる執念が大切であるとされました。
最後に、リアライブが開催する学生と企業のマッチングイベント「ジョブトラ」についてご紹介いただき、来たる秋学期には本学でこのイベントを開催していただける旨のご提案をいただきました。同社には2024年4月入社予定で本学学生が内定をいただいており、今後ますます連携を深めていけるものと期待しています。
株式会社リアライブ : https://realive.co.jp/
ブティックス株式会社 : https://www.btix.jp/
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