11月2日、グラン・グルメ株式会社多摩セントラルキッチン(所在地:東京都多摩市) 多摩CK長 生産本部生産部次長 國枝雄太様にご来校いただき、経営情報学部ながしまゼミ(履修者:40名)の学生たちと一緒に同社の独自ビジネスモデルについて考えました。
同社は、介護施設に毎日約2万食の給食を供給するなど、委託給食事業やケータリング事業を展開しています。
はじめに國枝様から会社概要、事業内容についてご説明いただき、どんな社会情勢であっても「食」の需要は低下しないが、現代の多様な食文化の発展により、選択肢が増加したことでマーケティング戦略立案が必要であることについてお話がありました。
学生たちは、國枝様からいただいた「“イマ”の時代、顧客に“ササる”商品は何か?~1,000食/日 供給できる商品を作りたい!~」というテーマに沿って6つのチームに分かれ、ワークショップを行いました。
学生たちから離乳食弁当、高齢者向けの健康弁当、各大学の学食弁当、遊び心のあるオードブル、eスポーツ選手向け弁当、アニメ・ゲーム分野とのコラボ弁当、ヴィーガン食弁当、プロテイン弁当、コンビニエンスストアでの冷凍弁当やミールキットの販売、物流業界と連携した一人暮らし高齢者の安否確認システムの導入、自動販売機の活用、容器の工夫など幅広いターゲットの生活スタイルに合わせたサービスの提供について様々なアイデアがありました。
國枝様より「皆さんの意見交換の様子を拝見して、調査力の高さがすばらしいと思いました。また、今後の事業開発の参考になるアイデアがあったことと、6チームの提案が多岐にわたっていたことからアイデア創出には、当事者意識の向上を図ることのできるワークショップが有効であるという気づきがありました」とのコメントをいただきました。
最後に、長島教授よりプロモーション戦略として介護を受けている方が考案した料理レシピの活用や多摩地域の大学生のアイデアを取り入れた学食弁当の商品化など今後のビジネスにつながる提案がありました。
グラン・グルメ株式会社のホームページはこちらよりご確認ください。
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