11月27日、多摩大学の多摩サイバー犯罪対策ボランティア(多摩CCPU)は、多摩キャンパスにおいて、警視庁公安部第三課、警視庁サイバーセキュリティ対策本部、多摩中央警察署の警察官らをお招きしこれまでの活動の報告を行いました。
多摩CCPUは、多摩大学経営情報学部の樋笠ゼミを中心として2023年12月に設立されたボランティア団体で、防犯ボランティアとしてサイバー犯罪に対する警備、教育、啓発活動を行い、安全で安心なインターネット空間の実現を目指し活動しています。2024年2月より、SNS(X、Instagram、Threads)上にある違法情報を通報する活動を始め、総通報件数は6,784件(2025年11月現在)に上り、犯罪動向に合わせたメディアの広域監視を実施しています。
学生からの報告では、活動の背景と目的、学生の構成メンバーの紹介が行われ、活動内容として、実際にこれまでにSNS上にある違法情報を通報した件数をジャンル別、SNS媒体種別、キーワード別等にして報告を行ったほか、今後の活動について現在計画していることを発表しました。お招きしたご担当者様からはこれまでの学生たちの活動に対し感謝のお言葉を頂戴するとともに、今後の活動に対するアドバイスをいただきました。
活動している学生に向けて、警視庁公安部第三課、警視庁サイバーセキュリティ本部様よりそれぞれご講演をいただき、テロ関連についての教養や、最新のサイバー犯罪の手法や傾向の事例等を紹介され、学生たちは知見を広げる貴重な機会を得ることができました。
今後、サイバー防犯ボランティアに興味を持っている大学へ警視庁担当者と一緒に訪問し、CCPUの活動のプレゼンやSNS上にある違法情報を通報する活動をどのように行っているかの説明を実施し、CCPUの活動を広げていく予定です。
多摩CCPUの詳細はこちら
関連ニュース
-
民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
-
政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
-
大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
-
地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます








