「事業構想論」の授業に多摩治金株式会社 山田真輔氏がご登壇
6月27日、“とある経営者の”目指す企業ビジョンという内容で、多摩治金株式会社代表取締役副社長山田真輔氏を講師に迎え授業が行われました。
テーマは、100年企業をゴールに置いた事業構想。会社の概要、歴史、現状の課題を紹介されテーマに沿って授業が行われた。多摩冶金株式会社は、1951年に設立され、国内外に事業所を持ち、金属熱処理を主な事業としている。航空機エンジン部品の熱処理など、高度な技術を提供し、多摩地域の製造業とも連携を図っているという。主要事業を航空機部品関連に移行しつつあり、専門技術を維持し品質認定を得る努力をしており、今後、事業拡大に伴う専門知識や品質を維持するためには、人材確保が重要であり、大卒採用に力を入れているという。また、ブランディングにも注力し、社内外に対して企業の価値を発信している。企業としての魅力を向上させるために、企業理念も社員全員に浸透させるため、ビジュアル化を行うなどの工夫を行い、新たな勤務服の導入や休憩施設などの改築など職場環境を魅力化する改善を図っているとのこと。
最後に、未来のために企業を預かるという意識を持ち、百年企業を目指していると講師は語られた。
本講話は、「事業構想論」(担当教員:松本祐一教授、履修人数:273名)の授業において行われ、事業構想とは何かのヒントを得ることを目的に各分野の事業家を招いて開講されています。
多摩冶金株式会社 https://www.tamayakin.co.jp/
同社は多摩ブルー・グリーン倶楽部(多摩信用金庫が主催し多摩地域の優良企業を表彰する、多摩ブルー・グリーン賞受賞企業)の会員企業となっています。
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます