9月26日、樋笠ゼミ(樋笠尭士准教授ホームゼミⅡ 履修者15名)において、多摩市中央署生活安全課の署員を招き、多摩市民に対する啓発活動等の防犯関連のイベントについてディスカッションを行いました。
多摩市の防犯計画である多摩市犯罪のない安全なまちづくり推進計画には、啓発事業の「意識づくり(自助意識の醸成)」や「地域づくり(ネットワー ク)」意識づくりとして大学等との連携による啓発活動の検討を行うなど地域づくりとして大学等との連携が期待されています。
大学等との連携では、特殊詐欺等の被害等に遇わないための新たな啓発手法を検討・実施し、新たな手法(「防犯ゲーム」)等による特殊詐欺対策の取り組みや、地域特性にあわせた(町内会毎 )効果的な啓発方法や若者・学生視点での啓発手法を展開しようとしています。
樋笠ゼミは、研究で社会を変えるをコンセプトに、地域に根差した大学として地域課題に積極的に取り組み、防犯や防災などのアプローチから社会に貢献するため、地域調査や研究対象として取り組みその成果を連携先との共同により実施するという取り組みを行ってきました。
これまでも登下校時の犯罪から身を守るために、危険な個所を意識させて安全な個所を選択することで自分の身を守る意識を高めるなど、児童の防犯意識の向上を目的とした防犯ゲームを考案しコミュニティセンターにおいて開催したり、SNS利用時の注意点を個人情報の特定を課題とし犯罪に巻き込まれないためのSNSの使用上の留意点についてワークショップを行ってきました。
また、特殊詐欺等のサイバー犯罪に対して生活に不可欠となったインターネット上に存在する違法性が高く悪質なアカウントを取り締まるボランティア団体「多摩 CCPU(多摩サイバー犯罪対策ユニット)」を 2024 年 2月に立ち上げ多摩市犯罪のない安全なまちづくり推進計画とも連携した活動を始めました。若者・学生視点で闇バイトなどの犯罪抑止のための啓発活動を展開する多摩市との連携も行っています。 今後も、多摩中央警察署や多摩稲城防犯協会とも連携し市民活動や催事において防犯に関する啓発活動に積極的に参加する予定です。
-
民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
-
政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
-
大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
-
地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます