5月30日、総務省自治大学校(以下、「自治大学校」)(所在地:東京都立川市)にて、経営情報学部 長島剛教授が全国各地より集まった40名の県庁職員、政令指定都市職員などの研修生を対象に「データ分析演習」の講師として登壇しました。
自治大学校は、地方公務員に対する全国唯一の中央研修期間で、高度で専門的な研修を通じ、地方公共団体の幹部となる職員向けの研修を行っています。
分析を行う具体的なテーマは「産業振興」。自治体における産業振興の経緯や位置づけ、データ分析の方法や民間データの活用、産業という軸で課題解決まで考える「政策の総合化」という視点、地域経済分析システム(RESAS)、株式会社帝国データバンクのデータ利用の仕方、そして具体的な産業振興計画作りに必要な共創の考え方やキーワード等に渡り、3時限を使い座学形式で行われました。
それぞれの考える産業振興のイメージ図、対象自治体での課題、産業×○○で考える施策アイデア等、手を動かす場面も随時挟まれ、リズムの良い講義に研修生は集中して受講していました。
今後、チーム毎に産業振興計画を作成、6月16日の中間発表で長島教授による指導が行われ、6月30日には最終発表が行われる予定です。
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます