2023年1月14日(土)~2月25日(土)、一般社団法人寒川町観光協会と多摩大学グローバルスタディーズ学部は連携協定に基づき、観光を通して寒川町の町づくりおよび活性化の可能性を引き出すための「ホスピタリティ観光セミナー」計6回を開催します。会場は寒川町商工会(会議室)で、毎週土曜日14時~15時30分に開催されます(2月11日(土)は除く)。
初回、1月14日の登壇者は株式会社日本旅行 地方創生推進本部チーフマネージャー 安島聖様が担当され、「地域への誘客施策について~旅行会社が提案できることとは~」のテーマで、旅行会社が寒川町の活性化にどのように協力できるのか、その提案を述べるという内容でした。株式会社日本旅行は1905年(明治38年)に創業、日本では最も伝統ある総合旅行会社として日本でのツーリズムの発展を担い、その時々の時代に合わせた変化やニーズに応じたサービスを提供してきました。講演ではそうした歴史から生み出されたノウハウで寒川町の活性化へどのように貢献・協力するか、またインバウンドへの「おもてなし」等について触れられました。受講者からは様々な意見・コメントや質問があり、寒川町と本学部の今後の協力体制を考える上でも非常に有意義な内容でした。
株式会社日本旅行はSDGs宣言を行っており、ホームページでは『Tourism for Tomorrow:「おもいやり」と「きずな」で今、ツーリズムにできることを。』をうたっています。寒川町は「農業」、「工業」、「寒川神社」、「歴史・文化」など様々なポテンシャルを持っており、今後それらに対する気づきと協力体制を構築することで「『高座』のこころ」、すなわち由緒ある土地、風景、寒川神社、ホスピタリティ精神あふれる人との接点を見出すことで連携の可能性を広げることができると考えています。
関連ニュース
-
民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
-
政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
-
大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
-
地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます