4月19日、樋笠尭士ゼミ生４名（中澤彩花、大林愛礼、萩原向日葵、吉田真央）が、八王子市加住町・宮下町地区周辺のまちづくり協議会（場所：八王子市加住市民センター）において、自治会関係者やエム・ケー株式会社(所在地: 東京都日野市　代表取締役：小林　勁氏)および、八王子市役所都市計画部土地利用計画課やまちなみ整備部まちなみ景観課に対し、2万字におよぶ調査報告書内容を説明し、防犯・防災・交通に関して、提言を行いました。　　　　　　　　　

「八王子市加住町・宮下町地区周辺のまちづくり計画」によると、「まちの将来像の実現に向けた具体的な取り組みを今後検討する」とあり、「自然」「道路・交通アクセス」「公園」「環境」「周辺施設」「コミュニティ」「防災」「防犯」等の項目において、課題が掲げられています。

また、区域内の都有地について地域住民からは、適切な管理がされておらず、防犯・防災面での不安があるなど都有地の活用を求める多くの意見が挙げられています。

　今後、同地域が開発されるにあたり、今回、多摩地域に根ざす本学が防犯・防災・交通調査を行い、「社会環境を構築する」樋笠ゼミ34名（４年・３年生）が１年に及ぶ調査のうえ、同地域の開発を担うエム・ケー株式会社協力のもと、「加住町・宮下町地区　防犯・防災・交通に関する調査報告書」を作成しました。

本報告書では、防犯、防災、交通の３つの観点で研究と実地調査を行い、たとえば、防犯に関しては、明るさ（ルクス）の測定を行い、警察庁が定める防犯の明るさ基準を満たしているかどうか、また、それがLEDで達成されるか、どの地点に街灯を設置すべきかなどを提言しました。

エム・ケー株式会社
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