経営情報学部の松本祐一ゼミでは奥多摩町と連携し、事業開発を通じて地域課題解決を図るとともに、若者が住みたくなるまちづくりをテーマに活動を行ってきました。これらが契機となり12月7日に奥多摩中学校の4名の生徒さんたちと先生1名から、松本祐一教授と同ゼミ生2名がオンラインでインタビュー取材を受けました。
最初に「松本ゼミでは、なぜゼミ活動のフィールドとして奥多摩町を選んだのですか?」との質問があり、松本教授からは「最初にゼミを創った頃、たまたま参加した奥多摩町のイベントでカヌーの活動を行っていた参加者から、奥多摩町は若い人が少ないので、大学生の力で盛り上げて欲しいとの話をうかがい、それならゼミで取り上げてみようと考えたのがきっかけです」との回答がありました。松本ゼミでは現在、仮想の事業部制を取っており、ガチャポン事業部、スーパー事業部、イベント事業部の3本建てでいずれも奥多摩町と深く関わりながら活動しているとのことです。
ゼミ生に対しては、「なぜ松本ゼミを選んだのですか」との質問があり、学生からは「座学のような一方通行の知識ではなく、いろいろなところへ自ら出向いて行くことで様々なアプローチの仕方で学べると考えたから」、「フィールドワークで外に出ることで視界が広がり様々な出会いを経験できるから」との回答がありました。
その他にも、「奥多摩町の魅力は何だと思いますか?」、「ゼミの活動は1週間でどれくらいあるのですか?」、「観光客に伝えたいこと、奥多摩町民に伝えたいこと、奥多摩町の中学生に伝えたいことはなんですか?」などの質問があり、学生からは真摯で、それでいてユーモアにあふれた回答がありました。
奥多摩中学校の生徒さんたちは、当日のインタビューの内容をスライドにまとめて発表する予定とのことでした。
※奥多摩町と多摩大学は包括連携協定を締結しています。
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