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自動運転に関する刑事模擬裁判

8月17日、明治大学法廷教室において本学のELSI(Ethical, Legal and Social Issues:倫理的・法的・社会的課題)研究センター、明治大学先端科学ELSI研究所、明治大学専門職大学院法務研究科、新潟大学ELSIセンター共催による「自動運転に関する刑事模擬裁判」が行われました。
自動運転レベル4の自動運転車による事故を題材とした模擬裁判では、電動キックボードに乗る被害者を自動運転車が轢いてしまった事例等について、各研究者が弁護士役などに分かれロールプレイが行われました。
本学の樋笠尭士専任講師は、「人間と同等程度の能力があるものであるが、最新モデルであれば避けられた可能性があることは過失か。」という争点について、薬害エイズ事件などをもとに解説をおこないました。

多摩大学ELSI研究センターは、(樋笠尭士専任講師、太田哲教授、高橋恭寛准教授、久保田貴文教授が参画)が参画しています。同センターでは、先端的なAI・自動運転・メタバース等の科学イノベーションと共存できる社会を創るため、先端技術に付随する倫理的、法律的、社会的課題について、社会科学、人文科学及び数理科学の学際的な学問領域の研究をしています。

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