3月13日 多摩大目黒中学・高等学校の中学2年生の「探究発表」が行われ本学経営情報学部小西英行教授、趙 佑鎭教授が審査員として参加しました。
発表会は、3階オープンスペースにて2年生全員が参加し、9名が代表して発表が行われました。9名は「バズる絵とバズらない絵の違い」、「人は大事な場面でなぜ緊張してしまうのか」などのテーマについて各自のプレゼンテーションを行いました。また、生徒それぞれが行った探求の成果は廊下に張り出されており、活発な学習の成果が確認できるものでした。
探究学習では、生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析し、意見交換・協働しながら進めていく学習活動であり、生徒の思考力や判断力、表現力などの育成を目的としています。代表者の発表に対して、課題や仮説の設定、分析などの一連の流れ、論旨の流れや問いに対する追及に加え表現や発表力などが評価の課題となり審査が行われました。
講評で、小西教授は「必ず、絞り込みが重要である。仮説を立てるときに、シンプルな命題にして、〇✕かに落とし込むこと。絞り込んでタイトルに戻り、テーマと合わせること。」というコメントがあり、趙教授からは「緊張は貴重な経験であり生徒には良い機会となった。プレゼンテーションで棒読みがなかったのは素晴らしい。」「アドバイスとしては、〇〇とは、なんぞやを突き詰めること。突き詰めることで切り口は変わる。探究発表は、仮説検証の流れという頭で納得させる面と発表者のキャラクターで心をどう動かすかという2つの側面がある。この2つのバランスが大切」とコメントがありました。
多摩大学は、中学、高校との教育連携のため探究授業の支援等を行っています。
多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校
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