5月13日、小田急多摩線「栗平」駅前のミュニティ施設「CAFÉ & SPACE L.D.K.」において、「マチカドこども大学」の第一回目の講座となる「自動運転学」が行われました。
小学生3~6年生を対象に行われた講義は「車の自動運転の実験をしてみよう!」と題して自動運転を行うために必要な要素と事前のプログラムについて理解を深めるものでした。
講義では、安全な運転のために必要な運転行動3要素「認知・判断・行動」について学び、自動運転の必要性について子どもたちで意見を出し合いました。また、参加者をチームに分けて自動運転に組み込む5つのプログラミングを考え、ラジコンカーを使った実証実験を行うことでプログラムについて理解を深めました。
講義は、本学経営情報学部 樋笠尭士専任講師のゼミ生7名が講師として登壇し、午前と午後の3回の講義を行い、小学生39名(1回目16名、2回目14名、3回目9名)が受講しました。一人ひとりに学生証が配られ、受講した講義終了後には、終了シールが貼られるとともに自動運転学終了の「単位取得証」が授与されました。
子どもたちからは、「自動運転のプログラミングが楽しかった。」「チームのみんなで話し合って楽しかった。」「自動運転学が大学にあるなんて。大学に行きたくなった」などの感想がありました。また、保護者からは、「社会的なアプローチの視点が勉強になりました」「子どもたちだけでは意見がまとまらないと感じるので、大学生が寄り添い考えを導き出してくれるのがとても勉強になった」とのコメントをいただきました。
マチカドこども大学は、多摩大学と小田急グループ・小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 取締役社長:五十嵐 秀様)の連携事業です。
マチカドこども大学のホームページはこちらからご覧ください。
https://www.machikado-uni.com/
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