3月1日、多摩市のパルテノン多摩にて京王観光株式会社(本社:東京都多摩市)と多摩大学の産学連携事業「観光に関する発表会2023」を開催、招待発表として東京工科大学の細野繁准教授と学生2名をお招きし、本学経営情報学部5ゼミが発表を行いました。
2020年度に始まった同発表会は、今年度で4回目を迎え、ゼミや大学で得た学びを観光に関連づけ、その研究成果を同社と共有することで新たな観光需要を創出することを目的として開催され、京王観光株式会社と経営情報学部 長島剛ゼミ(ながしまゼミ)の学生9名が企画・運営を行いました。
学生たちから新たな観光需要を創出するための提案がなされ、企業と連携した体験型ツアーやイベントの開催、歴史的な観光資源の活用、地域間交流の推進、行動経済学を応用した、価値観や感情による観光客の行動促進等、社会課題解決に沿った企画発表をしました。
同社竹内取締役社長をはじめ役員の方々等から「地域創生を促し、地域活性化を図るプランがとても参考になった」、「行動経済学の応用は、観光客の満足度を上げるためのキャッシュレスやインバウンド対応の環境整備の参考になった」、「別チームとの連携による相乗効果を期待したい」、「観光を考える上で理論的な思考の必要性を感じた」との講評及び感想がありました。
京王観光株式会社から取締役社長竹内健様、常務取締役志賀英介様、取締役及川源彦様、戦略プロモーション室海外プロモーションチームマネージャー長谷圭悟様、他3名の社員の方、東京工科大学(教員1名、学生2名)、本学経営情報学部から彩藤ひろみゼミ生(4名)、下井直毅ゼミ生(14名)、長島剛ゼミ(9名)、樋笠尭士ゼミ生(3名)、松本祐一ゼミ生(6名)、各ゼミの教員(5名)総勢51名が参加しました。
発表テーマは以下のとおり
・彩藤ひろみゼミ
メタバース石垣島
・下井直毅ゼミ
①確証バイアスの利用可能性
②観光業における効果的な心理戦略~行動経済学を利用した観光提案~
・樋笠尭士ゼミ
まちづくり事例研修ツアー
・松本祐一ゼミ
①奥多摩から考える多摩地域の観光需要創出
②聖蹟桜ヶ丘から考える多摩地域の観光需要創出
・長島剛ゼミ
Odakyu Innovation Rootsプロジェクト~事務局としての役割~
・東京工科大学(招待発表)
タクシーオーダーメイドツアーにおける品質と価値の向上
京王観光株式会社と多摩大学は、連携協定を締結しています。
https://www.keio-kanko.co.jp/
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