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第1回 鎌倉ホスピタリティ観光セミナー

7月5日、本学湘南キャンパスにおいて鎌倉市と鎌倉市観光協会、多摩大学グローバルスタディーズ学部との包括連携協定に基づき、第1回「鎌倉ホスピタリティ観光セミナー」を開催しました。本セミナーは地域の観光に携わる実務家による教育、研究および人材育成に関する講義を行うもので、第一回目初回は、本学グローバルスタディーズ学部 李崗(リ ガン)准教授による「中国人による親族・友人訪問観光の可能性」をテーマとした訪日観光のトレンドについて講義を行いました。

李准教授は、「中国人の訪日は、日本留学子弟の卒業式への参加や日本に定住し結婚した親族、友人への訪問するケースの他、家族旅行で日本を訪れるケースなど様々な訪日形態がみられる。親類縁者を頼った観光では、観光先におけるマナーや生活文化上の相違などに起因する問題が指摘されているが、日本に滞在、定住している中国人が仲介・文化の橋渡しとなり、マナー等に関する問題は軽減されつつある」と説明しました。
 コロナ禍前は959万人の中国人観光客が訪日したが、観光客数は復活していない現状や今後、日中間の移動が再び活発化すると推測されるなど、中国人による親族・友人訪問を目的とした日本観光に関する展望を講義しました。

後援:鎌倉市、鎌倉市観光協会、鎌倉商工会議所

鎌倉市と公益社団法人鎌倉市観光協会及び多摩大学による包括連携協定は、2022年11月1日に鎌倉市の観光振興の推進や次世代の人材育成を図ることを目的として協定を締結。
本連携協定締結により、鎌倉市、鎌倉市観光協会及び多摩大学は、観光振興の推進や次世代の人材育成を目的に各々の人的及び知的資源を活用した連携協力を図る。
<連携協力事項>
・鎌倉観光に関する調査等の実施
・観光振興に係る支援・協力に関すること
・教育、研究及び人財育成に関すること
・その他本協定の目的を達成するために必要と認められること

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