7月11日、「地域金融論」の授業に城南信用金庫(本店:東京都品川区)相談役 川本恭治氏をゲスト講師としてお迎えし、「信用金庫とはどんな会社?」をテーマにご登壇いただきました。
授業ではデジタル技術の進化や社会経済的な動向などによる信用金庫や中小企業の実態や取り巻く環境について説明があり、地域商店街の活性化や事業者の販路拡大など同庫の金融の枠を越えた事業の取り組みに関する事例紹介がありました。
また、東日本大震災やコロナ禍をきっかけに同庫が都心と地方をつなげる架け橋となって、全国に広がる信用金庫、市区町村、大学などの協力を得て、企業の商談会の開催や企業の人材不足やフードロスの解消など、地域のニーズに応じた多様な形の地域社会の活性化の取り組みに関する紹介があり、学生たちは、信用金庫が地域や社会からなくてはならない存在であることを学びました。
「地域金融論」(担当教員:長島剛教授、履修人数:110名)では銀行や信用金庫等の金融機関について学び、自治体や企業、NPOなどと連携しながら地方創生を行っている事例を研究、地域の未来を創造することを目標としている授業です。
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