12月22日、多摩市立聖ヶ丘小学校にて本学経営情報学部の冨髙日向子さん(2022年北京オリンピック冬季大会スキー・フリースタイル女子モーグル日本代表選手)が小学4年生~6年生に向けて講演会「モーグル選手になった私~未来への挑戦~」を行いました。本企画は、同小学校の「東京都スポーツライフ推進事業」の一環として開催されました。
冨髙さんからスキーモーグル競技を始めたきっかけなど自己紹介のあと、スキーモーグル競技の概要説明があり、トランポリン、ウォータージャンプ、雪上でのエアーの練習風景などの映像を見ながら現役スポーツ選手の実態についてお話がありました。
実際に使用している道具紹介では、スキーウエア、板、ブーツなどにスキーモーグル競技ならではの構造があり、様々な工夫がされていることについて説明がありました。
また、冨髙さんから「オリンピック出場を達成するまで苦しい時期が何度もあり、それでも現在まで続けられていることは、周りで支えてくれている方々のおかげです。そして、自分自身があきらめない気持ちをもつことです」と今の気持ちを伝えていただきました。
質問タイムでは、子どもたちから好きな食べ物は?得意技は?滑るときはこわくないの?スピードは?足は速いですか?一番重い道具はどれですか?オリンピックが決まった時の気持ちは?選手村の食事は?ライバルはいますか?など授業時間内では足りないくらいのたくさんの質問があり、冨髙さんの話に大変興味を持ってくれました。
最後に「現在は、ミラノオリンピックに向けて、メダル獲得を目指して努力しているところです。小学生の皆さんも夢に向かって行動すると未来が変わるかもしれません。勇気を持って活動してください」とのメッセージがありました。
スポーツ選手として世界で活躍している冨髙さんと出会ったことで子どもたちに夢や目標をもつことの大切さを感じてもらうことができました。
冨髙日向子プロフィール
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2歳からスキーを始め、小学1年生の時に経験したコブを跳ぶレッスンによって、モーグル競技の楽しさに目覚める。そして、小学4年生から白馬スキークラブに所属し、フリースタイルスキーモーグルを本格的に始める。現在、多摩大学経営情報学部4年生
・世界ジュニア選手権(2016年)優勝
・全日本スキー選手権大会(2018年) 女子モーグル優勝
・フリースタイルスキー世界選手権(2021年)5位
・北京オリンピック冬季大会(2022年)出場
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