長島剛ゼミ(ながしまゼミ)11名が秦野市の地域活性化を図るため、8月31日から9月1日にかけてフィールドワーク合宿を実施しました。
8月31日は、2時間以内で楽しめるコースを考案するため、4つのチームが10時に小田原線秦野駅をスタート、秦野駅長や秦野市役所、豆工房コーヒーロースト秦野店、秦野ドローン塾の方々へのヒアリング等を実施、16時頃まで現地でしか得ることのできない生の情報収集を行うため秦野市内各地の魅力スポットを探し歩きました。学生ならではのアイデアを出すため、様々な角度から新規性、実現性、経済波及効果を考慮し、秦野市の地域産業振興に関する企画立案を行いました。
9月1日は、表丹沢野外活動センターにて秦野市職員の方4名、秦野ドローン塾/かながわ自主防災航空(以下、ドローン塾)の方が参加し、新しいオデッセイ(冒険、知的探究)のための仕掛けづくりを企画、発表しました。
秦野市担当者からは、リピーターが増えるツアーの再考案、震生湖(ゴール)までの道中でコーヒーに合うお菓子が購入できる仕組みづくり、小田急電鉄株式会社との連携を図るための顧客ニーズの深堀と地域経済活性化の必要性、定められたエリアでのドローン操縦可能な方を集めたイベント開催等、改善の方向性についてコメントがありました。
さらに、ドローン塾の方からながしまゼミ企画のコース選択にドローン動画活用の提案があり、学生たちは、実務的な知識やスキルをもった社会人の方々から実社会の課題の基づいた意見をもらったことで、有意義な時間となりました。
学生たちから「近隣の伊勢原市や小田原市など有名な観光地に埋もれ、地域活性化の現状と課題があることがわかった」「自分自身が楽しむことをモットーに、企業や地元のお店などを巻き込むプランを考案したことで成功だった」「小田急線秦野駅周辺の魅力と課題、『現代アート』を通した小田急電鉄株式会社と秦野市の繋がりを知ることが出来た」「ドローンの飛行には色々な制限があるが、ドローン塾の方と意見交換をしたことで新しい体験プランや秦野市のイベントに役立つ企画が提案できそう」「2月の実証実験に向けて課題を1つ1つクリアしてより良い企画を作りたい」等の感想がありました。
発表テーマは以下のとおり
・すごろく旅:秦野駅南口の活性化を図るためゲーム性を高めた観光コース
・秦野を結ぶコーヒー体験:秦野の名水を使用したコーヒーハイキング
・秦野横断マニア向けラリー:秦野市に観光客が留まる切符ラリー
・ドローンで秦野を見渡そう:ドローンで撮影した秦野市の魅力のSNS発信とドローン操縦体験アクティビティ
2024年2月には実証実験(試遊会)を行う予定です。
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます