多摩大学産官学民連携 Activities Examples多摩大学産官学民連携 Activities Examples

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より豊かな毎日の実現を目指す「レジリエントライフ」について学ぶ

11月13日、経営情報学部1年生科目「プレゼミⅡ」の授業に*「レジリエントライフプロジェクト」の協力・共創パートナーである多摩市、株式会社博報堂、X社の方がゲスト講師として参加し、高齢者と若者をつなぐ株式会社博報堂とX社の3つの企画提案に対して、学生と意見交換を行いました。

同プロジェクトは、自然災害や日常のリスクに対する人々のレジリエンス力を高めることでより豊かな毎日の実現を目指す取り組みです。

今回は、地域のレジリエンス向上と地域社会の発展に寄与する施策を推進している多摩市から本学へ協力依頼があり、ゲスト講師と学生のワークショップが実現しました。

企画提案の1つ目は、高齢者が作りすぎた料理を若者と共有する仕組み。2つ目は、高齢者の得意なことを若者に教える機会の提供。3つ目は、高齢者がXで日常を投稿し、若者がサポートする企画。これらの企画は、高齢者と若者の交流することで、地域の社会的ネットワークが広がり、非常時の助け合いが促進されることが期待されます。

学生からは、高齢者の安否確認や認知症予防の効果が評価された反面、若者が興味を持つような要素が足りないという課題やセキュリティに関する指摘などがあり、同プロジェクトの一端に触れるきっかけとなりました。

また、多くの学生がアルバイト先や地域の清掃活動などにおいて高齢者と関わりを持っており、学生は、日常的な世代間交流が、多様な価値観や学びを得られる貴重な体験となっていることを理解しました。

*レジリエントライフプロジェクトとは
https://resilient-life-project.i-resilience.co.jp/

「プレゼミⅡ」(履修者18名、対象学年:1年、担当教員:杵渕洋美)

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レジリエントライフプロジェクトについての説明

株式会社博報堂とX社の3つの企画提案の説明

ワークショップの様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

発表の様子