9月20日、小田急多摩線「栗平」駅前「CAFÉ & SPACE L.D.K.」において、本学経営情報学部樋笠准教授と本学学生5名(樋笠ゼミ、新西ゼミ、小林ゼミ、杵渕ゼミ生)によるマチカドこども大学講座「犯罪捜査学」が行われました。昨年も大好評だったこのコンテンツには、午前中14名、午後10名の計24名の子ども達が参加をしました。


犯罪が発生すると捜査が開始され、事件の概要や犯人の特徴等を事情聴取したり、犯人に関する証拠品を押収したり、現場検証が行われます。講義では、参加した子ども達が警察官となって、現場での証拠と目撃情報をもとに3人の被疑者から犯人を特定することで犯罪立証と犯人特定の手法を体験してもらうものです。
子ども達は、事件の調査シートに、残された証拠品や目撃者へのインタビューを記載して犯人を推定するワークショップを行い、「警察官になったつもりで」との約束通り、先輩警察官や被疑者に扮した学生達にも鋭い質問が飛んでいました。
また、犯人の特定に合わせて、逮捕状の請求の仕方などの刑事手続き、取り調べにおける人権などについても正しい方法を学びました。


ワークショップのオリジナル事件は樋笠准教授が作成しており、被疑者3名の職業設定や身長、ペットの有無から靴のサイズ、犯人の犯行動機など細部まで作りこまれている推理小説さながらの内容に、保護者の方からも「よく作りこまれている」とお褒めの言葉を頂戴しました。
また、学生達はアドバイスや助言のほか、早く着いた子どもと小学校での流行りの話をするなど子ども達と積極的にコミュニケーションを取り、被疑者に扮した3人はスライド写真の画像に服装や髪型を似せ、それぞれの名演で会場を盛り上げました。




マチカドこども大学は、多摩大学と小田急グループ・小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 取締役社長:五十嵐 秀様)の連携事業です。
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