7月4日(月)、「キャリア・デザインⅠ」(担当教員:浜田正幸教授、初見康行准教授、葛本幸枝非常勤講師、履修人数:358名)の授業にゲスト講師として株式会社マイナビ マイナビ副編集長の吉田優太様をお招きし、ご登壇いただきました。
吉田様は「キャリアとお金のハナシ」をテーマに、大学卒業後の人生において夢を実現していく中で、避けては通れないお金との付き合い方や、学生時代から意識し出来る事についてお話いただきました。
最初に、学生時代の授業、クラブ活動、アルバイトなど様々な場面での自らの行動様式を理解し、意識して少しでもより良い方向へ向かうよう意識することで、大学生活の延長上にある社会人生活に良い影響が出てくるとの話がありました。次に、ライフイベントを想定し、生涯でどれくらいのお金を稼ぐか、また支出するか、収入、支出を管理する必要性について説明いただきました。特に近年は多様な働き方が想定され、年収も働き方で幅があること、社会保障など控除により、必ずしも年収と手取り額が等しくならないとのことでした。
続いて個人ワークとグループワークで、現在の月収と社会人になってからの月収、現在の毎月の支出額とシミュレーターによる将来に渡っての総支出額を概観した後、必要なもの(ニーズ)と欲しいもの(ウォンツ)を分けて考える必要性とその管理の重要性についてお話いただきました。お金の管理には予算を立て、購入に際しては比較を行い、カード類の特典を活用し、消費はするが浪費はしない態度が重要とされました。また、お金を稼ぐ際には違法、脱法行為をしない、お金を使う際には悪質商法に注意し、クレジットの分割払い、リボ払い、ローンにも注意し、おかしいと思ったら直ちに大学、保護者へ相談することが重要とされました。
最後に、「学生時代からお金の出入りに意識を持つことで、実際に社会に出ていく際にギャップが小さい状態で移行できるため、よりスムーズに社会参画できる。是非、今からでもお金の管理に興味を持ってください。」との言葉で締めくくられました。
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