多摩大学産官学民連携 Activities Examples多摩大学産官学民連携 Activities Examples

産官学民産官学民

「プレゼミⅠ」の授業に「京王電鉄株式会社」開発事業本部プロジェクト推進部橋本プロジェクトチームの方々がゲスト講師としてご登壇

6月9日(水)「プレゼミⅠ」(担当教員:中村その子、出原至道、長島剛、石川晴子)の2クラスの授業にゲスト講師として「京王電鉄株式会社」(本社:東京都多摩市)開発事業本部プロジェクト推進部橋本プロジェクトチームの3名の方々をお招きし、ご登壇いただきました。

ゲスト講師の方々が所属する京王電鉄株式会社は、「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」づくりを行う役割を担っております。令和9年にリニア中央新幹線の品川-名古屋間の開業が予定され、京王相模原線の橋本駅付近に「神奈川県駅(仮称)」の設置が計画されています。それに伴い橋本駅前地区の周辺整備が進むことが予想されていることから、相模原市の概況についてご説明があり、現在抱えている街の発展課題についてお話をいただきました。

質疑応答では、学生から「他社との差別化やシビックプライド(都市に対する誇りや愛着)」について質問があると、「地元の商店街の方との連携を大切にし、エリア全体で集客することを考え、その街に合った開発の提案をしています。また、各沿線には街の役割があり、ライフステージで変化していくため、住んで良かったと思ってもらえる街づくりを考えることが必要です」との地域への愛着心が伝わるコメントをいただきました。

「コロナ禍で変化したことはありますか」との質問には「人を惹きつける魅力ある街づくりのためにどうやって集客すべきなのか発想を転換する機会となりました。またコロナ禍における鉄道の役割についてあらためて考えることができました」とのこと、視点を変えて物事を見ることで新しい発見と理解が進むことを教えていただきました。

今回の授業を受けて「プレゼミⅠ」の授業では、社会課題解決のためのシリアスゲームの作成に取り組みます。最後に、出原教授より「立場の違う人々が、何かをしようとしたとき、理解を深められるようなゲーム作りをしたいと思います」とのコメントがありました。

このプロジェクトをシェアする:

京王電鉄株式会社のご紹介

授業の様子

相模原市のご紹介

質疑応答の時間

タグ:

関連ニュース

2021年06月23日

多摩市職員の方々と「と老人」カードゲームの試遊と意見交換会を実施

6月18日(金)多摩市職員の方々(6名)にお越しいただき、「シリアスゲームから学ぶ実践研究の基礎」の…詳しくはこちら
2021年07月29日

「プレゼミⅠ」の授業で東京都立大学のシリアスゲームの試遊会を実施

7月21日(水)、「プレゼミⅠ」の4つのクラス(担当教員:中村その子、出原至道、石川晴子、長島剛)の…詳しくはこちら
2021年10月13日

多摩市職員研修の一環としてシリアスゲーム「と老人」ゲームの試遊会を実施

10月8日、多摩市役所にて多摩市職員の方々(13名)の研修の一環としてシリアスゲーム「と老人」ゲーム…詳しくはこちら
2022年02月09日

多摩大学プレゼミ(4クラス)2021シリアスボードゲーム試遊会「さがみはら12のゲーム」を実施

1月19日、本学にて「プレゼミⅡ」の4クラス(担当教員:石川晴子、出原至道、長島剛、中村その子 履修…詳しくはこちら
2021年06月03日

社会福祉法人 多摩市社会福祉協議会との連携活動について

2021年5月28日(金)社会福祉法人 多摩市社会福祉協議会の職員の方8名にお越しいただき、「シリア…詳しくはこちら
2021年06月30日

「プレゼミⅠ」の授業に「京王電鉄株式会社」開発事業本部プロジェクト推進部橋本プロジェクトチームの方々がゲスト講師としてご登壇

6月9日(水)「プレゼミⅠ」(担当教員:中村その子、出原至道、長島剛、石川晴子)の2クラスの授業にゲ…詳しくはこちら