1月12日、「事業デザイン論Ⅱ」(担当教員:長島剛教授、履修人数:90名)の授業にゲスト講師として株式会社山六(以下、山六と記載) 執行役員・総務部兼人事部部長の齋藤哲也様、人事部課長の足立俊輔様にご登壇いただきました。
最初に学生が机上で考えた山六の事業デザインとして5件の事業企画のプレゼン提案を行い、齋藤様、足立様から講評をいただきました。これまでに山六社内で視点を持たなかった提案や、既に類似の事業計画がある提案、ビジネスモデルとして完成度が高い提案などがあり、是非会社に持ち帰って役員で共有したいとのお言葉をいただきました。
次に山六の事業についてご紹介いただきました。建設資材を中心とした卸売業、一部工事の請負施工の建設業、介護関連商材を中心としたネット販売の小売業を3本の柱とした建設資材の専門商社とのことです。メインの卸売業で売上の6割を占め配送頻度、顧客の困り事への対応スピードが付加価値となっているとのことです。また一部工事の請負施工では樋工事、手摺工事、既製金物工事、ノンスリップ工事を、インターネット販売では建築資材や電動工具などを、介護関係の販売ではケアマネージャーを通した介護保険適用品を扱っているとのことです。
今後については、卸売業での営業所の増加、インターネット部門の売上増強、既存の会社を迎え入れることによる新規事業の展開を挙げられました。
学生からは、「社名の『山六』の名前の由来はなんですか?」、「他社にない強みは何ですか?」、「入社した方が山六を選んだ理由はどのようなものですか?」等の質問があり、活発な質疑応答が行われました。
最後に、「今年度は大卒社員を6名採用しました。現在、次年度の新卒募集を継続しているので我と思わん人は是非応募してください」との言葉で締めくくられました。
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民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
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政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
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大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
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地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます