多摩大学産官学民連携 Activities Examples多摩大学産官学民連携 Activities Examples

産官学民産官学民

ながしまゼミ 多様な食文化のマーケティング戦略を考える

2022年11月10日

11月2日、グラン・グルメ株式会社多摩セントラルキッチン(所在地:東京都多摩市) 多摩CK長 生産本部生産部次長 國枝雄太様にご来校いただき、経営情報学部ながしまゼミ(履修者:40名)の学生たちと一緒に同社の独自ビジネスモデルについて考えました。

同社は、介護施設に毎日約2万食の給食を供給するなど、委託給食事業やケータリング事業を展開しています。

はじめに國枝様から会社概要、事業内容についてご説明いただき、どんな社会情勢であっても「食」の需要は低下しないが、現代の多様な食文化の発展により、選択肢が増加したことでマーケティング戦略立案が必要であることについてお話がありました。

学生たちは、國枝様からいただいた「“イマ”の時代、顧客に“ササる”商品は何か?~1,000食/日 供給できる商品を作りたい!~」というテーマに沿って6つのチームに分かれ、ワークショップを行いました。

学生たちから離乳食弁当、高齢者向けの健康弁当、各大学の学食弁当、遊び心のあるオードブル、eスポーツ選手向け弁当、アニメ・ゲーム分野とのコラボ弁当、ヴィーガン食弁当、プロテイン弁当、コンビニエンスストアでの冷凍弁当やミールキットの販売、物流業界と連携した一人暮らし高齢者の安否確認システムの導入、自動販売機の活用、容器の工夫など幅広いターゲットの生活スタイルに合わせたサービスの提供について様々なアイデアがありました。

國枝様より「皆さんの意見交換の様子を拝見して、調査力の高さがすばらしいと思いました。また、今後の事業開発の参考になるアイデアがあったことと、6チームの提案が多岐にわたっていたことからアイデア創出には、当事者意識の向上を図ることのできるワークショップが有効であるという気づきがありました」とのコメントをいただきました。

最後に、長島教授よりプロモーション戦略として介護を受けている方が考案した料理レシピの活用や多摩地域の大学生のアイデアを取り入れた学食弁当の商品化など今後のビジネスにつながる提案がありました。

グラン・グルメ株式会社のホームページはこちらよりご確認ください。

このプロジェクトをシェアする:

ゲスト講師のグラン・グルメ㈱多摩CK長 國枝雄太様

授業の様子

学生との交流

色々なアイデアが出てきます

発表の様子

学生と一緒に記念撮影

関連ニュース

2022年06月27日

ながしまゼミ 西東京市の課題解決を図る

6月22日、本学経営情報学部長島剛ゼミの授業(履修者:41名)に西東京市生活文化スポーツ部文化振興課…詳しくはこちら
2022年10月27日

ながしまゼミ東京都立町田総合高等学校の教育活動を考える

経営情報学部ながしまゼミに東京都立町田総合高等学校の野路剛副校長と星野晴彦主任教諭をお招きし、ワークショップを行いました。詳しくはこちら
2022年11月02日

ながしまゼミ VRの可能性と活用について考える

株式会社Sparkle visionの代表取締役三代澤哲様にご来校いただき、経営情報学部ながしまゼミの学生たちと一緒にVR技術の可能性と活用について考えました。詳しくはこちら