多摩大学産官学民連携 Activities Examples多摩大学産官学民連携 Activities Examples

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レジリエンスを高める防災対策と地域のつながりに協力参加

レポート:経営情報学部 准教授 杵渕洋美

12月1日、多摩市諏訪第2公園で、「令和サバイバー養成キャンプ」が行われ、多摩大学から10名の学生と杵渕が参加、3名が学生ファシリテーターとして活躍しました。これは、日本防災科学技術研究所や博報堂など5社で設立されたI-レジリエンス社によるもので、多摩市は包括連携協定を結んでいます。多摩大学は、多摩市と包括連携協定を結んでいることもあり、本取組みに積極的に参加することになっています。

参加者は5つのグループに分かれ、それぞれファシリテーターの進行で自己紹介(名前、呼ばれたいあだ名、得意なことと苦手なこと)をし、まずはチームビルディング。少しずつお互いを知ったとこでチーム名とリーダーを決めて全員集合して発表。

いよいよ共同作業に入ります。まずは、段ボールでできたテーブルとイス、簡易トイレとテントを組み立てます。役割分担しながら、あるいは全員一緒に組み立てて、グループごとのエリアが完成!レイアウトも自分たちで考えます。

ガスや電気がなくても新聞紙でご飯が炊ける炊飯器を使って、飯盒炊爨。棒状にした新聞紙を1分おきに左右の穴から交互に入れていき、火力を強めて炊いていきます。その間に切り干し大根とシーチキンで火を使わずに簡単にできるおかずも用意。10分ご飯を蒸らして…炊き立てのご飯をみんなで食べれば、もう、グループは立派なコミュニティとして結束力も深まりました。

最後に、今日一番の気づき・学びを共有しあい、集合写真を撮って終了。天候にも恵まれ、ぽかぽか陽気のなか、楽しみながらレジリエンス(困難に打ち勝つ力)を身につけるキャンプができました。

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