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小学生に放置竹林問題の現状を伝える

多摩市立連光寺小学校の5年生(68名)の総合的な学習の時間では、多摩の里山に関する学習を行っており、その一環として放置竹林問題を題材とした授業への協力依頼が本学経営情報学部野坂ゼミにありました。

 同ゼミは、里山の竹林管理が行き届かなくなった放置竹林問題の課題を解決するため、“楽しむ”竹の利活用方法として「竹灯籠」を提案、活動をしています。

10月4日には、5年生2クラス(68名)の授業に登壇し、小学生にわかりやすく、放置竹林問題をクイズ形式で説明し、放置竹林が増えた原因や生態系へ及ぼす影響などについて授業を行いました。

同ゼミでは、多くの人に放置竹林問題を理解してもらうための広報活動として8月の都立桜ヶ丘公園40周年記念行事の1つとして竹灯籠イベントを行いました。このイベントで竹灯籠イルミネーションを実施するために、地域の方と連携し、協力を得て切り出す竹の選定や竹に穴をあけるドリルの使い方を学び、イルミネーションを完成させたことなどについて話をしました。

10月24日には、同校にて竹灯籠ワークショップが行われ、学生5名が訪問、小学生がデザインした竹に穴をあける作業をサポートしています。この完成作品は、10月31日~11月2日に同校の展覧会で展示されました。

小学生たちに里山を守ることの重要性を伝える機会となり、地域コミュニティの活性化や環境保全の意識向上につながることが期待されます。

展覧会の作品展示については、多摩市立連光寺小学校のホームページからご確認いただけます。
https://schit.net/tama/esrenkouji

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放置竹林問題について説明する野坂ゼミ生

竹灯籠イベントの説明

都立桜ケ丘公園40周記念を祝う竹灯籠

竹灯籠ワークショップの様子

竹灯籠ワークショップの様子

展覧会の様子in連光寺小学校