7月18日、「ビジネスモデル設計」(担当教員:長島剛教授)の授業にゲスト講師として株式会社第一コンピュータサービス常務取締役の鮎沢潤氏、営業部 課長の浅川大志氏を迎え、学生が同社へ向けて考案した事業計画書に講評をいただきました。
株式会社第一コンピュータサービスは、情報処理産業分野において昭和51年の設立から半世紀近くの実績のある企業です。
創業以来実施している公共系、金融系のシステム開発のほか、近年ではIoTを中心とするソリューション分野、携帯電話のネットワークを支援する通信分野など、幅広い分野へ業務を展開しています。
学生は事前に企業研究を行い、事業企画書を作成、ビジネスモデルキャンパスとピクト図によるプレゼンを行いました。
プレゼンが行われた企画は、以下になります。
1:ワクワク簡単成長プラン
2:中規模案件対応専門チームの設立
3:DCSスマート農業
4:あなたと大切な人をつなぐその一言で、大切な人これからを守る
5:Perfect OFF-jt
6:未来を担うコンピューター技術の人材教育
7:非会員/会員アプリを用いた「質問箱」「クーポン」
講評では、「IT業界の人手不足問題を解消するための人材育成ノウハウの提供は、新しい発想として興味深い」、「中規模案件は実際に主軸となっており、よく企業分析されている提案」「農業や介護などの担い手不足が問題の分野はIT技術の需要があるので、今後の参考にしていきたい」「従来の高齢者の見守りシステムを、自分から発信するシステムにという発想は、新しい気づきがある」「IT技術のリテラシーを上げることは日本企業の課題。技術教育は必要となってくる」「学生向けアプリの提供は、企業の知名度を向上させ、IT業界の人材獲得に繋げることが期待できる」などのご意見をいただきました。
株式会社第一コンピュータサービス
ビジネスモデル設計(担当教員:長島剛教授、履修人数:56名)では、昨年の就職先データから企業研究を行い、BtoBや地域企業の理解を進めます。本物の情報を利用することで、現場感覚を養うと同時に、ビジネスモデルの重要性を体感します。
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