多摩市産業振興マスタープラン策定へ学生が参画
多摩市は「(仮称)多摩市産業振興マスタープラン」の策定を多摩市産業振興推進会議において進めており、具体的な施策や目標を検討するにあたり3つの作業部会を設置している。作業部会は、活力と魅力あふれるまちづくり、誰でも挑戦できるまちづくり、いきいきと地域で働けるまちづくりをテーマとして一般の社会人と大学生からなる3チームにより検討が行われている。
9月25日に行われた作業部会は第5回目となり、5月から月1回のペースでグループワークが行われてきました。産業振興に係る中長期的な方向性を示す計画に盛り込む、個別具体的な施策を検討するため、推進会議で検討された施策の方向性に沿って議論が重ねられてきたといいます。検討チームメンバーは、市内企業の社会人や大学生などで構成されており、それぞれの仕事や授業が終わった夕刻以降に集まって行われ、時には予定の1時間を超える議論が行われることもあったといいます。
本学学生からは、4名が参加しており、地方自治体の計画施策を経験することで、施策立案に必要な考慮事項や議論の組み立てを学ぶとともに、社会人を含めた参加メンバーとの議論により多くの経験値を得ることができたといいます。市役所担当課や社会人や他のメンバーに支えられて議論が進展するなど、学生自身の成長につながったといいます。
10月の第6回の部会では、検討結果の成果発表会が行われる予定であり、その後、素案が決定されパブコメによる市民意見を聴取後、経営会議で計画が決定される予定です。
本学の学生に市政参加の機会を得たことに感謝するとともに、今後ともまちづくりや市政へ積極的に参加することで、学生の修学機会の創出に努めてまいります。
作業部会設置のリンク
https://www.city.tama.lg.jp/shisei/shingikai/sangyo/1012197/1014970.html
-
民間企業との連携企業
との連携民間企業やNPO等広い意味でのビジネスないしプライベートセクターを指し、経済活動に直接結びついていくという意味で重要な役割を担っています
-
政府や自治体
との連携自治体
との連携政策目的の達成を使命とし、地域産業等の現場ニーズに即した技術開発・技術指導に加え、研究開発基盤形成や制度改善にも重要な役割を担っています
-
大学や研究機関
との連携教育・
研究機関
との連携教育と学術研究に加え社会貢献をも使命とし、優れた人材の養成・確保、未来を拓く新しい知の創造と人類の知的資産の継承等の役割を担っています
-
地域住民やNPO
などとの連携NPO、
地域団体
などとの連携地域住民、地域団体、NPOなど多様な主体を含む概念で、その地域毎に様々な状況・課題があり、各地域の実情にあわせた取り組みが求められます